まいど☆お世話になってます!
藤井写真館のブログ
そもそもCSSに興味を持ち出したのはホームページのアクセシビリティの面からです。
視覚障害などを持つ方にむけた、いわゆる「見えない」サイト作りです。
その面からもテーブルレイアウトは文章の構成上(普通は上から下に読む)どこへ読み進めれば良いかがわかりづらいのです。
ちょうど友人(といっても20ほど歳が離れている)が「CSSで段組は実現できますよ」と教えてくれたのが去年夏。
そこからCSSとの格闘が始まりました(笑)
Standard Web Design Courseまずはここから始まりました。
XHTMLの書き方、考え方などをこれで学びましたが実践的という面では物足らずスタイルシート上級レイアウトを同時に見ていく方法をとっています。
この本は段組レイアウトやテキストの代替画像など、より実際のサイトに近い方法を教えてくれます。
ただ、これらの本も古くなりつつありますから、今ではWEBサイトを検索しつつ作業を進める毎日です。
特にW3CでTHMLとCSSについて「適切」と認定されるようにがんばっています。
アクセシビリティについて認定されるのは、もう少し先のような気がします.....難しいんですよホント(笑)
今新しく作っているページはXHTMLとCSSについては「適正」をいただいています。
ちょうどこの時期、お店が少々ヒマなのでがんばって作業を続けていきたいと思っています!!
今やブログ全盛ですから、わざわざホームページビルダーで作らなくとも良いわけで、用意されたテンプレートから自分に合うものを選びコンテンツの内容をチョイチョイっと変更すればできてしまう。
たしかに大手サイトの、しかもブログのレンタルサイトだと作るだけである程度のアクセスは保証(?)されるし、
ブログサイトであるから検索サイトのヒット率も良い(これから先はどうなるかわからない)というわけ。
でもやっぱり自分で作りたいと思うのはやっぱり自分が「職人気質」なせいなんだと思う(笑)
だから以前はビルダーを使って色々なサイトを作っていたんだけど、どうしてもその「もったり感」が拭えずにいたので自分のお店のホームページをビルダーで作るという気が起こらなかったのです。
CSSと聞いて「なにそれ?」と言っていた時まさにビルダーを使って作っていたのですから、今から思うと笑い話みたいなものですね。
(※ビルダーはちゃんとCSSでデザインできるようになっている)
HTMLとCSSの組み合わせで「きちんと」作ろうと思い立ったのが去年の3月ごろ。
基本から勉強しないとわからなかったのでレッスンブックを購入して勉強を始めました。
この段階ではまだテーブルレイアウトからは脱却しておらず、現在のホームページのソースを見ていただくとわかりますがテーブルレイアウトを一部に使っています。
テーブルレイアウトを使っている方はおわかりだと思いますが、幅や高さの面で融通が利かないんですよね。
(つづく)
昨年末に、ジュエリーウォッチの撮影をしました。
この仕事の依頼は、ジュエリー販売・リフォームの「有限会社LALiSSE(ラリス)」代表で、わたしも個人的にお付き合いをさせていただいており、現在東京を拠点に活動されている女性です。
ここのジュエリーの特徴は「LALiSSE」のホームページでも確認できますが、ほんとうに素晴しいんです。
細工の精密さ、線の柔らかさ、ダイヤモンドが施されていても少しもギラギラした感じの無いバランスの良さ。
リングやイヤリング、ブローチ、ペンダントのどれもが、とっても優しい。
「親から子へ代々受け継がれるジュエリー」というコンセプトに納得です。
そのLALiSSEブランドのウォッチがこれです。
(C)有限会社ラリス
数あるカットの中で、採用されたのがこのカット。
実際に見たときの感動を、少しでも写真を通して伝えることができたのでしょうか。
そして、今年の春、各方面(「Grazia」「家庭画報」4月号、「Domani」5月号など)でこの時計が紹介されました。
もちろん、この写真が使用されました。
自分の写真が少しでも役に立てたことに、すごく幸せを感じた瞬間でもありました。
「本物を見ること」によって、その後の人生や価値観が、大きく変わることが多々あります。
今回のが、まさにそれで、今まで以上に本物に対する観察や考察が深まったきっかけにもなりました。
そういう意味で、自分にとって非常にプラスの仕事でした。
感謝、感謝です。
持っているカメラで、精一杯撮る。
うまく撮れなければ、「失敗写真」が思い出として残る。
そんなもんだと思う。
趣味でなければ、ましてや職業でないなら、
カメラを所持しているだけで、
「撮りたい時だけ、思い通りに撮る」なんて不可能に近い。
お父ちゃん!今度は子供の運動会、ちゃんと撮ってよ!高いカメラ買ったのに!!!もぅ!!
お父さんの趣味は写真ですか?
そうでなければ、無理です。
お母さん!ビデオ撮影はまかせたよ!!ハイビジョンでバッチリね!!
お母さん、自分の子供が一生懸命がんばってるのに、無言でカメラ回せますか?
もしそうなら、子供が可愛そうです。
子供を応援する叫び声と、ひどい手ブレで、後から見れたもんじゃありません。無理ですって。
でも、そのほうがいい。
職業柄、自分の子供の運動会で、自分の子供をカメラで追っかけたり、大きな声で応援したりしたことがありません。
常に冷静にカメラを構え、わが子が転んでいようが泣き叫んでいようが、他所の子供を撮影していました。
次、生まれ変わったら、こんな仕事したくない。本気でそう思います。
プロのように撮る必要なんてありませんって。
そんなことしてたら、大事なものが無くなってしまう。
走ってる姿がボケようがブレようが、そんなのOKです。
それよりも、休憩時間にでも家族といっしょに撮った写真が一枚でもあれば、それがベストショットになるんじゃないでしょうか?
写真用の人口光(ストロボや蛍光灯・白熱灯など)が、昔に比べて安価に手に入るようになりました。
安くなったと言っても、そのへんのホームセンターで売ってるわけではなく、やはり写真用品専門店(最近では家電量販店)でないと手に入らなかったりします。
でも、もっと安価な、いやいや、無料の光源があるじゃないですか。
そう、太陽光です!!
まぁ、昼間しか撮れないじゃないかという問題はありますけどね(笑)
今回はその太陽光をうまく使って、商品写真を撮ってみましょう。
まず、直射日光の差さない窓際が狙い目です。
あ、もちろん晴れの日が良いですよ。
まぁこんな感じにしておきましょうか。
影がわかるように下になるべく白い紙を敷きましたが、特に決まりはないので、どんな色の紙でもOKでしょう。
さて、それではさっそく写真に撮ってみましょう。
コンパクトデジカメが無いので、仕事用のカメラを使いますが、描写力や再現力以外はコンパクト機と大して変わりません。
★感度設定をなるべく高く設定する。
★できるだけ近づく。
★できるだけ三脚などで固定する。
こんな感じです。
さて、ここで確認しておきたいのですが、これって逆光撮影ですよね。
簡単に言うと、前方から光が差している状態です。
当然、手前が影になって暗いですね。
さて、それでは手前にバウンスボードを立ててみましょう。
A4のコピー用紙の両端を少し折って立つようにします
わかります?
たったこれだけです。撮影してみましょう。
手前のドア部分が明るくなり、車の影も若干薄れたのがわかるでしょうか?
これだけでも良いのですが、あと一箇所、車の前面の光量を調整しましょう。
同じく、バウンスボードを車の前面に置いてみました。
さて、結果です。
車の前面の明るさが増しましたね。
バンパーのメタル感も出ましたし、同時に前面下部の影も若干薄れました。
これで完成です!
この写真では遠近感を出すために、カメラの絞りを開けていますが、絞り込むと次の写真のようになります。
また、フォトショップなどでアンシャープマスクなどをかけると、さらに金属感が増して良いですね。
その後建築を学びながら美術の教師を志す
1988年 藤井写真館 三代目代表となり現在に至る。