まいど☆お世話になってます!
藤井写真館のブログ
写真用の人口光(ストロボや蛍光灯・白熱灯など)が、昔に比べて安価に手に入るようになりました。
安くなったと言っても、そのへんのホームセンターで売ってるわけではなく、やはり写真用品専門店(最近では家電量販店)でないと手に入らなかったりします。
でも、もっと安価な、いやいや、無料の光源があるじゃないですか。
そう、太陽光です!!
まぁ、昼間しか撮れないじゃないかという問題はありますけどね(笑)
今回はその太陽光をうまく使って、商品写真を撮ってみましょう。
まず、直射日光の差さない窓際が狙い目です。
あ、もちろん晴れの日が良いですよ。
まぁこんな感じにしておきましょうか。
影がわかるように下になるべく白い紙を敷きましたが、特に決まりはないので、どんな色の紙でもOKでしょう。
さて、それではさっそく写真に撮ってみましょう。
コンパクトデジカメが無いので、仕事用のカメラを使いますが、描写力や再現力以外はコンパクト機と大して変わりません。
★感度設定をなるべく高く設定する。
★できるだけ近づく。
★できるだけ三脚などで固定する。
こんな感じです。
さて、ここで確認しておきたいのですが、これって逆光撮影ですよね。
簡単に言うと、前方から光が差している状態です。
当然、手前が影になって暗いですね。
さて、それでは手前にバウンスボードを立ててみましょう。
A4のコピー用紙の両端を少し折って立つようにします
わかります?
たったこれだけです。撮影してみましょう。
手前のドア部分が明るくなり、車の影も若干薄れたのがわかるでしょうか?
これだけでも良いのですが、あと一箇所、車の前面の光量を調整しましょう。
同じく、バウンスボードを車の前面に置いてみました。
さて、結果です。
車の前面の明るさが増しましたね。
バンパーのメタル感も出ましたし、同時に前面下部の影も若干薄れました。
これで完成です!
この写真では遠近感を出すために、カメラの絞りを開けていますが、絞り込むと次の写真のようになります。
また、フォトショップなどでアンシャープマスクなどをかけると、さらに金属感が増して良いですね。
その後建築を学びながら美術の教師を志す
1988年 藤井写真館 三代目代表となり現在に至る。