まいど☆お世話になってます!
藤井写真館のブログ
今日、また素敵な映画を見ました。
ロビンウィリアムス主演の「RV」です。
これぞアメリカ!的な、おバカ満載ファミリームービー!.......と、だいたい評価されています。
でも、アメリカ人じゃないから「これぞアメリカ!」なんて、わかるハズもなし(笑)
ま、こんな感じの評論って、どこにでも転がってますけどね。
それよりも、なにが素敵なのか!です。
結婚して、20年近くたって、子供も大きく(高校生や中学生)なって,,,,,という方へ。ぜひ観てください。
なに、ストーリーは単純な「家族の絆を取り戻す、やり手ビジネスマン」の話なんです。
わたしは企業戦士じゃないので、この設定には正直同調できるかどうかわかりません。
でも、父親として、夫として、やっぱり家族と笑いあって過ごす事が一番大事なんだと再確認できる映画でした。
20年もたった家族が、信頼しあえない事ほど哀しいことはないのに、それぞれの勝手な思い込みで溝を深めてしまっているという事がクローズアップされているように思えます。
それぞれが「良かれ」と思って行動したり、我慢したりしていませんか?
それはたぶん、夫婦でなくても、恋人同士でも言える事だと思います。
よく女性は「言ってくれたらよかったのに!」と言います。
「そんなことで怒ったりすると思ってるの?こんなにも彼方の事を思ってるのに!!」とも言います。
そのことが転じて「信頼してくれてないなんて、裏切り行為だわ!」と.....
そこでこの映画はひとつの答えを代弁してくれています。
「言えない」「泣けない」「失いたくない」
豊か(だと思っている)な生活を守る事が、家族を幸せにすることなんだ、と。
ええ、もちろん違いますし、正解でもありますよね?
大事な家族の生活を守らなければ!
家族の前で弱い自分を見せられない!
だから言えない!
エゴと言われればそうなんでしょうけどね(笑)
でも、この映画のクライマックスでそういう場面が出てきます。
よし!よくぞ言ってくれた!!(涙)
そう思わずにいられませんでした。
ただし!
このような境遇の方以外には、ただのおバカムービーにしか映らないでしょう。
おバカムービーとしての出来も最高で、かなり笑えますから!
もし、あなたに1~2歳の子供がいたら「ペットセメタリー」を観てください。
怖いです!むっちゃくちゃ怖いです!!!
ストーリーも怖いのですが、「自分でも、そうしてしまうかもしれない」恐怖に震えます。
そして、泣けます。(わたしは号泣してしまいました)
もし、あなたに小学生くらいの子供がいたら「フィールドオブドリームス」を観てください。
不思議な映画です。
ホワイトソックスなんて知らなくても、野球に興味がなくても、とにかく観てください。
ラストまでじっくり「我慢」して観てください。
「あ!」と納得し、ジワジワとくる感動に、笑顔で涙している自分に気がつくでしょう。
映画は、その見る時々によって、見方も感じ方も変化します。
「つまらない」と感じた映画を、人生の節目にもういちど観てみましょう。きっと、何か変わってくるかもしれませんよ!
その後建築を学びながら美術の教師を志す
1988年 藤井写真館 三代目代表となり現在に至る。