まいど☆お世話になってます!
藤井写真館のブログ
エアライン内定の報告がありました♪
内定の報告や合格の報告をいただくと嬉しくて仕方ありません^^
特に書類選考の厳しさで知られているエアラインで、第一関門を通過するお役に立てたことが、嬉しくもあり自信にもつながります。
「おかげで合格できました。ありがとうございます!」
いえいえ、こちらこそ自信と喜びをいただき、本当にありがとうございます!!
参考までに、当店で撮影したエアライン用証明写真です。
・通常証明写真(焼き増し可能タイプ)1850円
<メイク>
ナチュラルメイクですが、ファンデーションは撮影の照明である程度透けてしまうので、あまり薄すぎない事です。
リップはあまり赤すぎない色。
グロスは基本必要ないでしょう。
眉は細すぎず。イメージは「日本女性」です。
<ヘア>
黒が基本です。横分けでしっかりと額を出しています。
額を出すのは、目と眉をしっかり見せる意味もありますが、ある意味「自信」の顕れでしょう。
前髪が落ちてくる場合はヘアピンで止めますが、気になる場合は修整で消すこともできます。
<服装>
決して野暮ったくないシャツが良いと思います。
胸元を開けるなら、最初から開いているデザインのシャツにしましょう。
そうでないシャツを、胸元を開けて着ると、たまにだらしなくなってしまいます。
基本胸元は少し開けて、あごから首にかけてのラインを強調したほうがよさそうです。
※当店ではヘア・メイクは実施しておりません。
あくまで参考程度にご本人に指導しながら撮影しています。
また、アエラインには「これ」といった写真に関する指針があるかどうかは不明です。
電子マネー「ピデル」もセットになっていて、販売機でチャージできたりします。
公式サイトhttp://www.taspo.jp/index.htmlでも案内されていますが、申し込み用紙に写真(3.5cm×4.5cmのパスポートサイズ)を添付して送ると二週間ほどで届きました^^
公式サイトに「横3.5cm縦4.5cm、無謀、無背景で3ヶ月以内に撮影したカラー写真という条件を満たせば証明写真でなくともOK」とあります。
要するにスナップ写真であっても、そのサイズに切って使えるということです。
こんなこと書くと売り上げに響きそうですが(笑)
そのような写真をデジカメなどで撮影し、ジャストサイズでプリントアウトする技術のある方は良いでしょうが、そうでない人にとっては「????」でしょうね。
無背景ということは、無地の壁が一般的。家の中に無地の壁があればその前で写しましょう。
ストロボ(フラッシュ)撮影してもOKでしょう、この場合。(背景に影のある写真を受け付けないとは書いてない)
さて一般的にデジカメプリントのL判(DSC)は12.7cm×8.9cmですから、カメラを横に構えて顔の大きさを縦の3分の1程度にすると顔の大きさが約3cmとなりますから、縦4.5cmの写真のなら十分でしょう。
デジカメプリントは1枚30~35円程度ですから、失敗しても何度かチャレンジしてください。
面倒だったらプロに任せましょう!
ちなみに当店は1200円です(笑)
理容美容専門学校の生徒さんで就職活動中の男性。
就職活動で不採用の通知とともに次のような内容の手紙が入っていたそうです。
「(前略) わたしたちは接客業でもあるので、もっとあなたの笑顔が見たかったのです。履歴書の写真、面接時の表情を見せていただきましたが、こちらの期待していた結果が得られずに残念です。(後略)」
よく「証明写真って笑っちゃだめなんでしょ?」と聞かれます。
笑ってはいけないと定められた証明写真で知っているのはパスポートくらいです。
免許証でさえ、最近は「微笑む程度」なら許されると聞きます。
微笑みと笑いはまったく違いますから、「少し、にっこり」なら証明写真はOKじゃないのかなと思います。
たとえ自分で見て違和感があっても、その写真を見るのは先方なわけですからね。
ありとあらゆる接客のある職業では、なおさら「人あたり」という要素が重要になってくるのではないでしょうか?
だって、入社してから教育するより「最初から微笑みが上手で人あたりの良い」人を選ぶでしょう?
そういう意味では書類選考で好印象を持ってもらったほうが、面接など「実際に自分をアピールする機会」を手に入れやすいというものです。
「証明写真の撮り方のコツ お金をかけずにいいものを作る」というものです。
有名な検索サイトのスポンサーサイト登録までされているもので、ひょっとして目にされた方も多いかと思われます。
まずはこう書いてありました。
「700円のインスタント写真や1000円の写真屋さんを利用しなくても ご自身で、もしくは友人・家族に撮影してもらえば安上がりですが、カメラマンでもない人が撮影してもどこか安っぽい写真(以下略)」
????いったい誰に撮ってもらうというんでょうか.......
そしてこう続きます。
「そこで、●●●●●では証明写真の撮り方のコツをご紹介!こんなトコロに気をつければ素人でも使える証明写真が撮影できる!という方法をお教えします。」
はあ.......まぁいいですけど(笑)
言ってることがムチャクチャです。
で、その方法は会員登録すると続きが見れるようになっているようです。
そこで適当なIDをもらおうと登録してみました。
続きはこうなっていました。
「ポイントは背景とバランス!」
背景とバランスで就職が決まれば世話ないですよねぇ~
しかも「屋外での撮影は避けましょう」と書いてある.....誰に聞いたか知らないけれど、いい加減な「聞きかじり」情報でしょう。
曇天の野外は人物撮影には最も適した条件だということを知らないんですね。
こんなことも書いてありました。
「明るさについてはできるだけ明るいほうがいいのですが、一般家庭の証明ではそこまで明るくはないと思います。部屋の明るさが足りない場合は、電気スタンドなどで光を足すだけでもだいぶ明るくなります。」
まず一般家庭の証明ってなんですか(爆笑)
こういう誤字がそのままチェックされずWEBに上がっているとは.......
電気スタンドで光を足すというのも問題ありです。
本を読むなどの目的の照明は、その照射範囲が狭くとても人物の上半身を明るく照らすことはできません。
近づければ陰影の強烈な「強面(こわもて)」の写真になるでしょう。
人物の上半身を明るく照らすには、太陽光にも匹敵する光源が必要なこともわかっていないようです。
さてバランスについては証明写真の出来上がりイメージを図にしてあるの思うのですが。
これも、「そのバランスを撮影時にイメージして撮りなさい」と言っているように見えます。
そんなの無理ですよ、、、、最初に「カメラマンでもない人が......」って言ってるじゃないですか(笑)
カメラマンでさえ、撮影時に出来上がりをイメージしてその通りに撮影するのは至難の業なのに。
結局このサイトを見ても、とてもじゃないですが「お金をかけずによい証明写真を作る」ことはできないでしょう。
仮にこの通りにがんばってみて、その手間や時間や経費を考えてみてください。
しかも出来上がりは、このサイトのいう「1000円かかる写真屋さん」のソレ以下ですよ?
こんないい加減なくだらない情報を提供して会員登録してもらおうなんてね。
手前味噌な話になりますが、写真館の証明写真は「たくさんの人が利用してくれるので、それにかかる費用もその人数で割れる」という前提で価格を安く抑えてあります。
個人が自分のためだけに、写真屋さんレベルの証明写真を撮るにはとんでもない費用がかかるのです。
そんな費用や時間を割くなら、一社でも多くの就職情報を手に入れるほうが懸命だと思いませんか?(笑)
「登録☆☆万人突破!」とか書いてますが、写真について真剣に考えている人をバカにするのもいい加減にしろ!と言いたいですね。
藤井写真館のトップページにもどる
証明写真を作って、「あれ?なんか自分じゃない....」
なんて経験はないでしょうか?
別人になってしまう原因に「目のクマ除去」があります。
お店の人が、この処理を間違うと、まるで別人....となってしまうので気をつけてくださいね。
まずは下の写真をごらんください。
毎度おなじみのモデルさんです
さて、彼女の目の下に注目です
拡大してみると、たしかに目の下に、影と色素の沈着がありますよね。
さて、問題はこれが「クマ」なのかどうか!?です。
目の下の膨らみは別名「ホルモンタンク」とも呼ばれ、女性の魅力のひとつともされています。
膨らみがあれば影もできるのは当然で、それを消しちゃうと....どうなるか??
こうなります!↓
クマが取れてスッキリした???
まさか......この状態で引いてみましょうか
全くの別人ですよね!!
もうこれは酷いです。修正ではなく、改悪です。
正しい修正をすると
こうなります。
違いがわかるでしょうか?
膨らみはそのままに、膨らみの下にあった色素の沈着のみを除去しました。
これだと人相は変わらず、目元の明るい写真になります↓
いかがでしょう?
違いはわかっていただけたでしょうか?
修正とは、メイクのようなものですが
使い方を間違うと、完全に信用を失います。
あまりにも「デジタル→修正(加工)」という方向に進めば、そのうち証明写真の信用性さえ疑われる時が、きっときます。
我々プロは、そうならないように、もっと注意深く写真を扱わなければいけません。
写真を撮る前に、できることは全てする。
目のクマや、肌のくすみは、メイクである程度明るくできるものです。
それでも補えないところは、修正でカバーする。
ただし、人相を変えたり、骨格を変えたりするのは、修正ではありません。
「目のクマ除去します」には、くれぐれもご注意を......
藤井写真館のホームページに戻る
- 1
- 2
その後建築を学びながら美術の教師を志す
1988年 藤井写真館 三代目代表となり現在に至る。