そうか

先日、証明写真のお客様が、写真を目にした途端

「あっ、いつも鏡で見てる顔です」
とおっしゃいました。

そのお客様は別のところでも証明写真を撮影しておられて
それをわたしに見せてくれたのですが

正面光線でコントラストが強く
悪い言い方ですが「ぬりかべ」のようになってしまっていました。

そのお客様が求めてらっしゃったことは
写真が、「いつも見ている自分の顔」であって欲しい
ということだったのですね

そしてその時わたしは「はっ」としました

きれいな写真であることは最低必要条件
それを売りにしてもだめなんだな。と。

証明写真を撮影されて
「えーっ、こんなの自分の顔じゃない」と思われた方は、きっとたくさんおられるでしょう。

でも、
「証明写真なんてこんなものでしょ」と言って諦めないでくださいね。